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おばんでございます。
3日連続で登場です。お許し下さい。
長崎市を歩くツアー、「長崎さるく」。
「さるく」とは長崎で「ぶらぶら歩く」という意味だそうで、4年前から地元ボランティアガイドによる観光案内がスタートし、2年前の「長崎さるく博」をきっかけに多くのコースが開発されたそうです(もちろん地元の人によるガイド付き)。
現在は40を超えるコース(つまり着地型の旅行商品です)があり、観光客に大変人気を博しているそうです。
参加料は一人500円。
ネットで簡単に予約できます。
私たちも「長崎は今日も異国だった」コースに申し込みました。
平日だったためか今日の参加者は私たちだけでした。
こちらは、ガイドさんです。
こちらが集合場所。
修学旅行の学生さんの姿があちらこちらに見受けられるのは、大浦天主堂やグラバー園に近いためです。
でも私たちはその周辺に残る居留地の面影をめぐるので、そちらには寄りません。
斜面都市・長崎がよくわかります。
途中、通り雨もありましたが(「長崎は今日も雨だった」と誰かがつぶやいていました)、ガイドさんのお話しもわかりやすく楽しく、予定の2時間を超えてしまうほどのナイスなツアーでした。
前日、担当の長崎市役所「さるく観光課」(!)を訪ねお話しを伺っています。
「とにかく試行錯誤であったけれどガイドの印象がお客様にとっての印象だと思うので、市民から募集したボランティアガイドの方々には研修を受けていただいています。コースごとにマニュアルはありますが、ガイドの方々にも自主研修を行うよう勧めています」
現在登録されているガイドの方は約450名もいるそうで、市民に「さるく」が浸透している感がありました。
視察前、「着地型の旅行商品?田沢湖には温泉もあるし体験だって結構あるじゃない。だからあとはシステムさえ学べれば」なんて思っていました。
もちろん、システムも大切です。
でも本当に大切なのは地元の方々の理解なのかなって思います。
理解なくして豊富なメニューは用意できないし、例え用意したとしてもうわべだけの質の悪いものになってしまいそうです。
私たちはそのことを念頭において商品をつくりあげていくべきだと感じました。
それが他所から来るお客様の感動につながるもと思います。
田沢湖は、エリアが広いから「さるく」のは難しいかな?
「田沢湖の旅」を表す商品名は何がいい?
とにかくたくさんのお客様に来ていただきたい!
などいろいろ考えながら秋田へと戻りました。
今回の視察メンバー「ひろし(左から4番目)とクールファイブ(残り5名)」